＜運動器リハビリテーション＞

医師が『この病態は運動療法で改善が見込める』と判断した場合に、経験豊富な理学療法士による運動器リハビリテーションをご提供させていただきます。理学療法士との『１対１の治療』は完全予約制です。できるだけ当日からご提供できるよう配慮いたしますが、次回予約をして開始させていただくこともあります。
特に、側弯症に特化した運動療法（シュロス法：当院には国際シュロスセラピストが在籍しています）、腰痛や腰部脊柱管狭窄症に対する体幹部のリハビリテーションにも力をいれています。将来的には、マシンピラティス（可動性が大きい腰椎を安定化させ、その隣接する関節である、胸椎や股関節の可動性をあげることで、腰椎への負担を減弱させる）導入も予定しています。
必要があれば、義肢装具適合判定医が適切な装具を処方し、経験豊富な義肢装具士が採型・調整いたします。

その他、腰曲がりのような姿勢異常による筋肉疲労も腰痛の原因となっていることもあります。その場合には、全脊椎レントゲン（頚椎から骨盤までを含めた長尺レントゲン）撮影で姿勢を評価し、側弯症の運動療法などの体幹リハビリテーションで姿勢の改善を図り、腰痛を軽減させ得る可能性があります。

＜物理療法・空気圧運動機器を用いた筋力訓練＞

症状緩和のために、低周波治療器や近赤外線治療器などの物理療法も導入してはいますが、当院のリハビリテーションの主軸は、あくまでも運動療法です。したがって、自ら積極的に体を動かすリハビリテーションをお求めの方、自宅でも自主的に継続的な運動を行える方に適していると言えます。

理学療法士との『１対１の治療』は完全予約制ですが、当クリニックの目玉である『空気圧運動機器を用いた運動療法（リハビリ助手との体幹・上下肢の筋力訓練）』や低周波治療・近赤外線治療などの機械を使用した物理療法は、2回目以降は予約なしでご利用いただけます。できるだけ定期的に御通院いただき、体組成計で筋力測定をすることで、その効果を実感いただければと思います。