神経ブロックを受けたい方へ
*平日13:30-14:30の時間帯は、ブロック治療を希望される方々が自由に受診できる枠ではありません。医師の診察後、少々時間を要すると判断したブロック治療のみを、あらかじめ予定して行う完全予約制ですので、ご了承くださると幸いです。
*短時間で施行できるブロック治療については、基本的には、ご受診された当日に実施します。
内服などでコントロールが難しい症状に対して、針を刺すという侵襲的な処置を行います。
その適応や効果には、病状により異なりますので、まずは医師の診察を受けていただき、それを判断する必要があります。
手術が最たるものですが、侵襲的な処置には合併症などの危険を伴います、
よく理解していただけた方に対しては、慎重に、処置させていただきます。
骨の形を直視できるレントゲン透視、必要に応じて超音波エコーにて重要な大血管や重要臓器を直視しながら、針を刺していきます。
極力、合併症を避けられるよう努力しますが、100%合併症を回避することは大変難しいため、必要に応じて心電図や血中酸素濃度などの生体モニターを装着し、処置後の経過を見させていただきます。
痛みの悪循環を断ち切ることができるため、ブロックのみで症状を改善させられることもありますが、短期間しか効果が得られない場合など、ブロックのみでコントロールが難しいと判断した場合には、次なる手段をご提案させていただくこともあります。
出血傾向にある患者さんや、抗凝固薬などの内服をしている患者さんについては、頚部前面のブロックや、神経のそばまで針を刺入するブロックについては注意が必要です。主治医による休薬許可が得られれば、休薬期間を取った上で、ブロックを行う必要があります。
受診の流れ
- 問診
- 診察・検査
- 診断・ブロック以外の治療
- ブロック
- 1-2週間後に効果判定し、効果があれば継続することもあります。